Sangita Kalanidhis 「Gaambhirya Sangita Pravaham vol.1 」

 

Sangita Kalanidhis

Gaambhirya Sangita Pravaham vol.1 」

¥2,500

男性ボーカル特集vol.1。1938年から1978年まで40年間の「サンギータ・カラーニディ」受賞者から受賞年が早い順番に男性ボーカリストを収録。カルナータカ音楽家の歴史を振り返る時にこれらの音楽家の名が外される事はないと断言できるほどの重要人物ばかり。
 
トラック1のアリヤクディ(インドでは略してこう呼ばれている)は、現在のカルナータカ音楽のコンサート形式を作り上げた人。

トラック4は、ムリダンガム、ガタム、モールシンによる伴奏。クレジットは無いけれどバイオリンはMysore T.チョウダイアのはず。彼は7弦バイオリンを使っていたので、このちょっと広がりのある音はチョウダイアのはず。それにしてもチェンバイのこのはつらつとした歌声は聴くほうも元気になってきます。

トラック7は、ボーカルデュオ。アラトゥール・ブラザーズとなっていますが、実の兄弟ではありません(同郷で同じ師匠に習っていた)。

トラック8は、現在でも活躍中、渋い低音が魅力のバラムラリクリシュナ。曲はティヤーガラージャの「Sobhillu (Saptaswara)」で、M.S.スッブラクシュミの「Live at Carnegie Hall」にも収録されているので、二人の大物が同じ曲をどのように歌っているのか比べてみるのもおもしろい。

<曲名-Raga-Tala-作曲者/Vocalist>

  1. Rama Ninne-Useni-Adi-Tyagaraja/Ariyakudi Ramanuja Iyengar
  2. Kaddanu Variki-Todi-Adi-Tyagaraja/Maharajapuram Viswanatha Iyer
  3. Janani Ninnuvina-Reethigowla-Misra Chapu-Subbaraya Sastri/Semmangudi Srinivasa Iyer
  4. Evariki Telusu-Dhanyasi-Adi-Lalita Dasar/Chembai Vaidhyanatha Bhagavathar
  5. Samaja Vara-Hindolam-Adi-Tyagaraja/G.N.Balasubramaniam
  6. Brovaabarama-Bahudari-Adi-Tyagaraja/Madurai Mani Iyer
  7. Kanta Thava-Atana-Adi-Swati Tirunal/Alathur Brothers
  8. Sobhillu-Jaganmohini-Rupakam-Tyagaraja/M.Balamuralikrishna 

 

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